今回の悩み相談はタイトルにあるように、鳶職が未経験だが将来プロになれるのだろうか? と、いう質問だった。
結論から言うと、なんら問題ないと答えられる。
なぜなら、どの業態、業種、業界でも殆どの人が『未経験』からスタートするのではないだろうか?
それは、鳶の世界でも共通しており、未経験者だから将来プロになれないということは決してない。
あくまで、個人の努力による面はあるものの、誰にでもチャンスはあると言える。
ただ、一言で「鳶」と言っても、仕事の種類はわかれており、皆さんが想像しているのは、足場などの組み立てや解体を生業にしている職人のことをイメージするのではないだろうか?
もちろん、そういった鳶職の方々も多い。だが、他にも高層ビルや大型マンションなどの基礎となる部分を構築する鳶で鉄骨鳶というプロの方々もいる。
高いところでの作業が多くなるうえに、重機を使い鉄骨を組み立てていく技術に加え、各種資格も必要になってくる。
他にも重量鳶と呼ばれる方々も存在しており、こちらは100トンクラスの重量物を扱い、それを数ミリ単位で組み立てていくこともあるので、かなり練度の高い技術や各種資格が必要になる場合もある。
どうですか? 鳶職と言っても色々な分野の鳶があることを知っていただけましたでしょうか? もし、興味があるのでしたら調べて自分が目指す「鳶職」をイメージしながら、その世界の【プロ】を目指していくのも悪くないかもしれません
基本的に、学歴などは不問な会社も多いのでチャンスは本当に努力した人に与えられる世界ではあるのは間違いありません
しかし、気を付けていただきたいのは、鳶職の方々は基本的には「高い」場所での仕事をメインとすることが多い。
そのため、安全対策だけはしっかりと行って欲しい。
ハーネスをはじめ、きっちりと自分の体にあい、安全対策をしっかりと行い仕事のパフォーマンスを上げていただきたい。
そんな将来の鳶職や今、現在も現役で仕事をしている鳶の方々を私たちは応援しております!
記事執筆 株式会社assist 運営通販サイト 鳶選